恐竜 図鑑 ケントロサウルス Plesiosaurus

プレシオサウルス(Plesiosaurus)

プレシオサウルス|恐竜図鑑

プレシオサウルス
(Plesiosaurus)

プレシオサウルス科
全長2.5~5m 水生動物食
三畳紀後期~ジュラ紀前期
イギリス・ドイツより発掘

plesioは「近い」という意味。
「(魚竜よりも爬虫類に)近いトカゲ」という意味からつけられた名前。

プレシオサウルスの生態

プレシオサウルスの生態|恐竜図鑑

全長2.5~5mという、比較的小さな首長竜であるプレシオサウルスは、後の時代に現れる大型首長竜のように回遊せず、比較的狭い地域で一生を過ごす。

水深の浅いサンゴ礁や、長く遠浅が続く海岸のような環境を好むが、陸に上がる事もあり、体温が上がるのを待つような仕草がみられる。
また、海水域だけでなく、マングローブの茂る河口付近の汽水域まで上ってくる事もある。

プレシオサウルスは繁殖期以外は群れる事はなく、単独で生活している。
産卵は、月の無い新月の夜にひっそりと行われ、広い砂浜に上がったメスは、一度の産卵で20~30個の卵を産む。
30~50日後、卵は一斉に孵化し、産まれたばかりの子供達は海を目指し、無事にたどり着いた彼らはすぐに自立し、餌を探しはじめる。
しかし幼竜は他の海生爬虫類やサメ類、さらには海岸に生息する翼竜類の餌食となる場合が多く、他の種同様、生存率は決して高くない。

プレシオサウルスのあご

上下のアゴを閉じるとガッチリと組み合わさるような鋭い歯を持つプレシオサウルスは、アゴの筋肉も発達しており、一度捕えた獲物は絶対に逃がす事はない。
この口の構造は、魚類やイカ等、滑りやすい体の動物を捕えるのに適している。
小さな頭を岩の割れ目に突っ込み、エビ類等の甲殻類を獲ったり、アンモナイト、時にはナマコ(時に1m近くまで大型化する)までも捕食する。
嗅覚・視覚にも優れており、動くものには敏感に反応する。

体の表面は丈夫な厚いうろこ状の皮膚が覆い、これは体温の維持に役立っていると同時に、天敵である大型のサメや獰猛な肉食魚の攻撃を防御する役目を果たしている。
ヒレに変化している四肢は、水中を泳ぎ回るのに適しており、四肢を交互に動かし、まるで羽ばたくようにして推進力を得る。
このように水中生活に適した体構造を持っているにもかかわらず、肺呼吸のため、時々水面に浮上して空気を吸わなくてはならないが、一度の呼吸で数時間潜っていることができる。

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