恐竜 図鑑 アンハングエラ Anhanguera

アンハングエラ(Anhanguera)

アンハングエラ|恐竜図鑑

アンハングエラ
(Anhanguera)

アンハングエラ科
全長3~5m 水生動物食
白亜紀前期
ブラジルで発掘

名前の由来はブラジルの原住民、トゥピ族の神話に登場する悪魔・悪霊とされる精霊の名アニャンガ (Anhanga)。
これに「古き者」を意味する「nera」を付け、「年老いた悪魔」という意味。

アンハングエラの生態

翼竜のなかではさほど大きな部類には入らないアンハングエラだが、気性が荒く、最も危険な翼竜の一種。
行動範囲が広く、他の種の翼竜と生息域が重なっている。
生存をかけた小競り合いが絶えないためか、たいへん攻撃的な性格を持ち、いつでも何かに怒っているように見える。

アンハングエラの生態|恐竜図鑑

自由自在に空を飛び回るアンハングエラは、陸上では四足歩行。
休憩のときは、足を横に広げる不恰好なポーズをとっていた。

アンハングエラは主に海岸近くの断崖絶壁上にコロニーを作って営巣しているが、大陸から遠く離れた絶海の孤島などに巣を設けることもある。
生息域によって吻の形状やとさかの模様等がかなり異なっているため、これらは亜種ととらえることができる。

アンハングエラは鋭い歯を持っており、エサとなる魚類をガッチリとくわえる事ができた。
大きな眼を持ち、視力は現代の猛禽類並。
水面近くを素早く飛びまわり、魚を見つけると水中に頭を突っ込んで捕えた。

アンハングエラのあご

上あごと下あごに板上のとさかがあり、これは頭を水中に入れた際、安定させる役割があった。
エサとなったのは魚類だけでなく、時には大型のトンボ等の昆虫類を捕食し、また他の翼竜の獲った獲物を横取りする事も多い。

繁殖期には他の翼竜同様、雄雌のダンスが見られ、つがいになると、2匹は協力して巣をつくり、メスは一度に2~4個の卵を産む。
生まれてきた子供には、親が一度飲み込み、半分消化したものを吐き出して与える。
幼獣は短い期間で飛ぶ事を覚える。1~2か月後には巣立ち、一人前のハンターとなる。

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